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アロマセラピストがつづる日常のできごと~ほっと一息~

マダガスカルの旅 no.4 ~空港からボヒマナ保護地区へ~

車窓からの眺めが、どんどん移り変わっていく。
少し町を出たところでは、紅土(ラテライト)の山に家々が立ち並び(しっかりした家)、町に近いほど人口が集中している様子。

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町を離れるにつれ、なんだか懐かしい水田の光景が目に入ってきた。紅土(ラテライト)で作られたレンガ造りの家が平地から急に盛り上がった低い山の上に点在し、牛の姿もちらほらみえ始める。

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走り始めて2時間ぐらい経過した時に、そろそろおトイレ休憩?となり、ほっと一息。ただ・・・どこにも、それらしき建物はない。まさか・・・やっぱり・・・
あれあれ!運転手さんは早々、私達の間近ですませている。もうちょっとあちらへ~などと言っている場合ではない。次は私達の番だ。えい!ここはマダガスカルだ!みんな意を決して、蜘蛛の子のごとく点でにばらばらに草原に消えていった。無事終了。

その後、車はどんどん山道を進む。山に近づくにつれ、木の小屋で屋根をバナナの葉などで覆った家々が目に付くようになってきた。焼き畑農業で、失われた山々の紅土の赤さが、嫌でも目に入ってくる。

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焼き畑の後には、マダガスカルの土地は岩盤が固いため、大きな樹は育たないと言われ、この農耕方式は今では政府が禁止しているものの、現在でも密かに小規規模に続けられているという。マダガスカルの自然破壊は近代に行われたもので、18世紀まではこの島は全体が緑に覆われていたそうだ。この島の東北部に残る原始林を残し、今では森は全島の10%以下になったとの報告も聞かれる。マダガスカルと言えば、自然の宝庫と思っていた私は現実を見てこの国に何が起こっているかをはじめて理解した。

だんだんと辺りが闇に包まれ始め、雨まで降り始めた。ボヒマナ保護地区の入り口(車で入れるところまで)に着いたのは、イヴァトゥ国際空港をでてから約4時間後。私達は車から降り、急いで合羽を着て、数個の懐中電灯の明かりを頼りに保護区の宿泊先まで、ジャングルを進むことになった。どこからか現地の人々が現れ、前もって頼んでいたポーター役の少年達が一人一つの荷物をひょいと持ち上げ、あっという間に闇の中に消えて行った。もちろん素足で合羽などは身つけていない。私達もぬかるみに足を取られながら、とにかく遅れないように、前の人の姿を見失わないようにがんばってジャングルの道を進んだ。宿舎までたどり着くのに、おおよそ30分ほどの距離であったと後になっては思うが、そのときは寒さと緊張で長く長く感じられた。ボヒマナ保護地区の宿泊先までたどり着いたのは日本を出てから約30時間後のことだった。

心のこもったお食事をいただき、闇の中をランタン(自家発電で夜遅くは電気がつかない。ろうそくが頼り)をもって、さらに山を上り、コテージへ。コテージの中も闇の中。何も見えず、とにかく濡れた衣服を着替え、ミネラルウォーターで顔を洗い、ベットに横たわる。マダガスカルは冬にむかっているので寒い。雨は降り続き、外は闇。私達が着いたところがどんな所か、明日の朝にならなければわからない。同室の方とおしゃべりをしながら眠ってしまった。

荷物を運んでくれた少年達(暗くてみえないがみんなハンサムボーイでした)
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by aromaspacenico | 2008-07-07 22:46 |

何気ない日常の中に沢山の輝きを見つけて