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アロマセラピストがつづる日常のできごと~ほっと一息~

2013 被災地からの便り 女性たちの被災体験談

2011年、夏。震災の後で、何かNICOでできることはないかと考えて、「ふんばろう東日本」プロジェクトに参加しました。現地の要請を聞きながら、その当時、宮城で匂いのトラブルがあると聞き、消臭剤としてアロマスプレーを作ることはどうかと提案したところ、ぜひお願いしますという回答を頂き、NICOで「私達にできること。被災地に香りを!」という会を企画しました。セラピスト仲間や生徒さんたちが手伝ってくださって、精油を持ち寄り、容器などはNICOで準備して、4回ほど「会」を開催しました。合計150本のアロマスプレーを現地にお送りました。現地の要請に応じて、10本、20本、5本・・・などなど、何箇所かにお送りしました。

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その後、お礼のお電話を頂いたり、お手紙を頂いたり、こちらが反対に元気づけられるようなことが何度もありました。そんな中でお手紙を頂いた石巻の千葉恵子さんは、その当時、4ヶ月、1才11ヶ月、5歳10ヶ月の3人のお子様がいながら、子育ての合間に、物資の確保から配給、配達をかってでて、活動をされていました。地域の子供達のために、ママさんたちと少しでも前のような生活ができるようにと奔走されていました。お手紙には可愛いお子様の絵が同封されていました。

先日、その千葉さんから大きな封筒が届きました。何かしらと思い、封筒を開けると、中からA4の5mmほどの厚さの本が入っていました。表紙に「女性たちの被災体験談、3.11を私達は忘れない」と書かれていました。

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その本の「はじめに」のところに、千葉さんがこう書かれていました。「不安で、どう生きていけばわからないとき、涙しか流すことができなかった時に、全国から沢山の励ましのメッセージが届き、感動して涙が止まらなくなりました。私はこの感謝の気持ちを支援して頂いた方々に伝えたいと思っていました。ご縁があり、本を出すことになり、被災地の状況を少しでも感じて頂いた方々に、体験した私達の話を聞いて頂きたいという願いから、体験談を集めました。二度と同じような想いを経験してほしくないですし、今後の震災に備えるための教訓として、語り伝えていってもらいたいです。沈みきってしまった大人たちの心を元気にしてくれたのは、無邪気な子供たちの笑顔でした。このままじゃいけない!そう何ども思いました。これからの未来が子供達のためにも素敵な時代になりますように
・・・。皆様、ありがとうございました」と結ばれていました。

本の内容は、女性達の視点から書かれた体験談。5歳~60代の女性の生の声。医師からの災害時の妊産婦マニュアル。遠隔地からの支援活動の話などが載っています。本の売り上げは、「東日本震災」復興事業のための寄付金、活動費となります。子育て中のママにはぜひ読んで頂きたいたいです。もちろん、老若男女問わず一度はご覧頂きたい本だと思います。編集者の皆様の願いは、「少しでも多くの方に読まれ、来るべき災害の備えとして役立てて頂くこと」です。

東日本大震災で犠牲になられて方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。2011年、3月11日のことは、私達日本人が決して忘れてはいけないこと。今なお、多くの方が故郷から遠く離れての暮らしを余儀なくされ、福島原発は、今だ、終息の目途がたちません。

いつ起こるかわからない災害に対しては、私達は無力ですが、「今できることを」考えながら、実行しながら、子供達のために未来のを守っていくことは、私達大人の責任であると思います。

書籍名 「女性たちの被災体験談 3.11を忘れない」千葉恵子編 一粒書房 定価¥525
購入希望連絡先 sales@7colors.org
by aromaspacenico | 2013-07-10 00:11

何気ない日常の中に沢山の輝きを見つけて