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アロマセラピストがつづる日常のできごと~ほっと一息~

アイスプラント

茅ヶ崎の寒川にJAさがみのやっているファーマーズマーケット「わいわい市」で、新鮮な野菜や珍しい食材が手に入ると聞き、出かけて行きました。
遠方からも人が訪れると聞いていましたが、平日にもかかわらず結構な人手でした。
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広い店内には、沢山の種類の野菜が並び、生産者の名前がそれぞれの作物についていました。
例えば、田中さんのトマト、石井さんのトマトというように、いろいろな種類のトマトが並んでいます。
生産者の想いや顔が作物から感じられ、心をこめて作られたことが分かる野菜の市場なんです。

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見たことがない野菜もところどころにあり、見ているだけでも楽しくなります。
そこで「アイスプラント」という野菜に初めて出会いました。
葉の表面に透明の粒々があり、ちょうど凍らせたように氷の粒が葉の表面についているような感じです。
なんとも不思議な姿に、どうやって食べるのかなと思いつつ、食べ方も親切に掲示してあったので迷わず買いました。
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その日の夜の食卓に、わいわい市で買ったトマトと一緒にサラダとして登場。
いつものようにオリーブオイルとバルサミコ酢をかける前に食してみました。
すると!?しゃきしゃきした感触。何もつけていないの、塩味がするのです!
う~ん。これはいける!なかなか美味しいものでした。八百屋さんで見かけたら、ぜひぜひご試食を。

植物としてのアイスプラント
アイスプラント(学名:Mesembryanthemum crystallinum)はハマミズナ科メセンブリアンテマ属の植物。名前の由来は表皮に塩を隔離するための細胞があるため葉の表面が凍ったように見えることから。ヨーロッパ、西アジア、アフリカ原産。

乾燥に耐えるとともに、耐塩性が高い塩生植物の一つであり、海水と同程度の塩化ナトリウム水溶液中でも水耕栽培が可能である。さらに、生活環が半年程度と比較的短く、栽培も容易なため、植物の耐塩性研究におけるモデル生物と考えられ、学術的な注目も集まっている。

非常に特徴的なことに、乾燥や塩ストレスを与えないと一般的な光合成経路であるC3光合成を行い、乾燥/塩ストレスを与えるとCAM型光合成へ移行することができる。また、表皮には塩嚢細胞(ブラッダー細胞、英語:Bladder Cell)と呼ばれる体内に侵入した塩類を隔離するための細胞が発達する。大きさは2ミリ前後に達し、透明でキラキラと輝くため、種名のクリスタリナムの由来となっている。(ウィキペディアより)
by aromaspacenico | 2010-06-28 17:33

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