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アロマセラピストがつづる日常のできごと~ほっと一息~

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マダガスカルの旅 no.7 学校訪問

次の日、NGO団体MATEの援助している学校や保育園を訪ねることになった。
NGO団体MATEの活動は「子供達を学校へ通学させること」も大きな目標になっていた。ボヒマナ地域の進学率は45%で、マダガスカル全体でもそのような数値だそうだ。子供達が通学しない理由は、家の手伝いや住んでいる村から学校までジャングルの中を1時間以上歩かなくてはならないことなどがあげられる。子供達を通学させるために、MATEは保育園や学校テで給食を始めた。実際に栄養のある食事を1日1回食べさせられるのなら、子供を通学させたいと考える親達がいるため通学率が上がったそうだ。

私達が訪問した保育園・小学校ではお母さん達が子供達のために炊き出しをしていた。もちろんガスなどあるわけもなく、小学校では校庭でマキを燃やし、大きな鍋に沢山の白米(マダガスカル米)と豆料理が作られていた。(私が疲れている時に、今日は料理は手抜きだ!なんて言っていることが恥ずかしい)出来上がると、子供達が大きな鍋を教室まで運ぶ。お祈りをしてから食事が始まった。小さな子供達にしては、本当に食べられるのかというぐらいの大盛りの食事。1日1回分の食事なのだろうか。それをあっという間に平らげてしまったことにも驚いた。ほんのひと時の訪問だったが、子供達が笑顔で見送ってくれたときはその明るさにかえって目頭が熱くなってしまった。
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校庭の隅のお母さん達が給食を作る場所。母の愛はどこの国でも一緒。
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お皿に入れてももらう順番を待つ。子供立ちのお皿のご飯の量に注目!

 
保育園でも同じように、ジャングルの道を1時間以上も歩いて子供を連れてくるお母さん達が多くいた。ほとんどの子供もおかあさんも裸足。「靴が買えない」と普通に言われた時のショックは大きい。マダガスカルは冬に向かっているのでやはり裸足では寒い。アンタナナリボの首都でもかなり多くの人々が裸足で歩いていて、服装の上でも貧富の差は顕著だった。

ここボヒマナの山の子供達は、厳しい暮らしをしていることが多いのに、目がキラキラ美しくとても人なつっこい。保育園では日本から持ってきた縦笛で伴奏をしながら(これはとても興味を引いた!)、即興の手振り、身振りをつけて「キラキラ星」や「象さん」を歌い、木のおもちゃのプレゼントをした。お返しに子供達がフランス語の可愛い歌を、同じく手振り身振りを添えて歌ってくれた。言葉の要らないコミュニケーション。やっぱり、音楽やダンス(?)はすごい!

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保育園の子供達。今から何か歌をプレゼントしてくれるところ。保育園の先生のお話に耳を傾ける。少し緊張している。

子供達の好奇心と笑顔に元気をもらったが、子供達の背負っている厳しい現実に目をつぶることはできなかった。マダガスカルに来て、今までに見たこともない世界に遭遇して、一体私達には何がこれからできるのだろうか。日本に帰って私ができることは?!旅の半ばから考え始めていた。
by aromaspacenico | 2008-11-14 00:56 |

何気ない日常の中に沢山の輝きを見つけて