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アロマセラピストがつづる日常のできごと~ほっと一息~

マダガスカルの旅 no.6 植林活動

現地に着いて3日目。NGO団体MATEの植林活動に参加した。焼畑農業で失われた森は、燃やすことによって、植物も微生物も死んでしまうため、いったん焼き畑農業をして植物などが失われてしまったあとは人間が手を入れないと森は再生しないといわれている。植林の専門家の研修を受けた地元の人々が主になって植林活動が地道に行われていた。マダガスカル全土ではそのような活動をしている場所は84箇所あるそうだ。失われた森を再生することはなかなかのことではないらしい。

私達は雨が降ったりやんだりする中、植林活動をするために山道を進んだ。現地の方の指導の下に、苗を植えるための土作り、苗床作り、そこに森から取ってきた実から育てた小さな苗を、根を傷つけないように苗床に植えた。それから、少し大きく育った苗を持って、木々がはえていない植林をするところまで持って行った。ここまでの作業も不慣れな私達にとってはとても大変なことだった。

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森の種から大切に育てられた苗木が並ぶ
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3種類の土を混ぜ合わせて苗床の土を作る
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森から拾ってきた木の実。これから苗木を育てる

現地の方がスコップで荒れた大地の土を掘り起こし、苗木を植える穴も準備して、植える時のこつを伝授してくださった。掘られた穴をよく見ると、上のほうは黒い土で下のほうは赤い。上のほうの黒い土は焼畑農業のせいで栄養がないので、下のほうの赤い土(栄養がある)をなるべく苗木のそばに入れるよう教わり、一人2本の植林をした。「おおきくな~れ!」と願いを込めて植え、仕上げに枯れた草で苗木のまわりを保護して、ずいぶん時間をかけてやっと苗を植えることができた。

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黒い土(栄養がない)と紅い土(栄養がある)が2層になっている
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植林した苗木。植えたしるしに棒切れを地面にさしておく。元気で大きくな~れ!

雨の中、不慣れな私達がもたもた作業しているのに、現地の方々は笑顔でやさしく見守ってくださっていて、その方々が植林活動がどんなにマダガスカルの未来のためになるかを確信しながら、誇りをもってこの地道な仕事をされているということがが伝わってきた。植えた木に名前をつけて、(すぐに愛犬の名前そら・うみとつけてしまいました)40年後に大きくなった木々、美しい森をイメージしながらその場を後にした。
ありがとう!マダガスカルの大地!この木々の赤ちゃんを頼むね!


 
by aromaspacenico | 2008-10-19 00:41 |

何気ない日常の中に沢山の輝きを見つけて